あなたがたにとって
聖霊降臨後の週に入り、今日からルカによる福音書が順番に朗読されます。本日はイエスが弟子たちに「わたしは何者だと思うか」を問う場面。群衆たちが様々に言う中、ペトロはイエスのことを「神のメシアです」と言い切ります。それに対してイエスは「わたしに付いて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を負って、わたしに従いなさい」と答えます。
聖霊降臨後の週に入り、今日からルカによる福音書が順番に朗読されます。本日はイエスが弟子たちに「わたしは何者だと思うか」を問う場面。群衆たちが様々に言う中、ペトロはイエスのことを「神のメシアです」と言い切ります。それに対してイエスは「わたしに付いて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を負って、わたしに従いなさい」と答えます。
聖霊降臨日が終わり、本日は三位一体主日。聖霊の降臨により父・子・聖霊の三つの位格が揃ったことから、そのお祝いの日となります。また今日は「聖霊降臨後」の節のスタートでもあります。福音書はヨハネから聖霊を与える約束をイエスがした場面です。「真理の霊が来るとあなたがたをあらゆる真理に導く」とイエスは弟子たちに告げます。
聖霊降臨日、おめでとうございます。今日が教会の誕生日。わたしたちのところに再び聖霊がやってきました。福音書はヨハネから復活のイエスが使徒たちに「聖霊を与える」場面が読まれます。閉じこもっていたところにやってきたイエスが真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言い、使徒たちに「聖霊を受けなさい」と言って息を吹きかけます。
本日は復活節第7主日。昇天日の後の特別な日で、聖霊降臨日を待ち望む大切な日となります。福音書はヨハネから「最後の晩餐の後の祈り」の最後の部分です。イエスは「あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください」と祈ります。
本日は復活節第6主日。福音書はヨハネから「聖霊を与える約束」の後半部分です。聖霊がすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い出させてくださる、とイエスは言います。そして、イエスは世を去っても「平和」を残していくと、さらに「世が与えるように与えるのではない」というのです。ヨハネによる福音書のイエスの発言は、全体的に簡単な言葉を使っているようでありながら、どうも何を言っているのかわかりづらい感じがします。今回の箇所もそんな感じです。
本日は復活節第5主日。福音書はヨハネから「新しい戒め」。最後の晩餐の際、イエスがユダに対してパン切れを浸して与えるとユダは出ていきます。そこでイエスは残った弟子たちに対して「互いに愛し合いなさい」という戒めを告げるのです。そして「それによってあなたがたがわたしの弟子であることを皆が知るであろう」と言います。
本日は復活節第4主日。福音書はヨハネからイエスがユダヤ人たちと神殿で論争する様子が読まれます。ユダヤ人たちはイエスに対して「あなたがメシアならはっきり言いなさい」と迫り、イエスは「わたしは言ったのにあなたがたは信じないではないか」と返します。
本日は復活節第3主日。福音書はヨハネからイエスが復活後、ティベリアス湖畔で7人の弟子たちに現れた様子です。「わたしは漁に出る」と宣言して向かうペトロに、他の弟子たちも従って船に乗りますが、さっぱり魚が捕れません。夜明け頃岸に戻るとイエスがいますが、最初弟子たちはわかりませんでした。しかし「船の右側に網を打ちなさい」と言われて網を打ったところ、おびただしい魚が捕れます。そこで弟子たちはイエスだと気づき、イエスと共に朝の食事をとります。
イースターが終わり、復活節後の喜びの期間も今日でちょうど1週間。福音書はヨハネからイエスが閉じこもる弟子たちの前に現れた場面と、いわゆるトマスの疑い。イエスの十字架を見て、恐れて鍵をかけて閉じこもる弟子たちのところにイエスが真ん中に現れ「あなた方に平和があるように」と言い、聖霊を授けます。その時にいなかったトマスはイエスが来たことを疑いますが、次の週には再びイエスが弟子たちのところに現れ、トマスは念願のイエスに会うことができ、復活を信じた、という流れです。
イースターおめでとうございます! イースターに設定されている日の中でも一番遅いイースター。三寒四温ですが、草木が芽を出し始めており、すっかり春になりました。外も新しい命の誕生に満ち溢れています。朗読はルカによる福音書から、婦人たちが墓に行った場面。墓に行ってはみたものの、イエスの遺体はなく、代わりに輝く衣を着た二人の人がいて「イエスは復活した」「イエスの話していたことを思い出しなさい」と告げたので、婦人たちは使徒たちにこのことを伝えます。