説教要旨

本日の福音書は「狭い戸口から入りなさい」というイエスの勧めです。戸が閉められてしまってからでは遅いのだ、とイエスは言います。

本日の福音書はイエスが結構ショッキングなことを言います。「わたしは分裂をもたらすために来た」と言うのです。ちょうど「平和」について考える時期ですし、イエスさまは「平和の君」と言われることもありますから、この言葉はちょっとショックです。しかし今までの歴史を振り返れば、教会は争いに満ちていたとも言えます。内にも外にもですね。そしてたくさんに分裂してしまってさえいます。ある程度の教理、例えばニケヤ信経などが固まるまでは論争がたくさんありました。十字軍を起こして他宗教と争いました。宗教改革で教派が分かれると、国家間の戦争をもたらしました。植民地や奴隷交易などに理由を与えました。確かに「分裂をもたらすために来た」と言えてしまうのかもしれないなぁ、と思います。

神さまに信頼して

2022年08月07日

本日の福音書はイエスが弟子たちに語った場面から「天に宝を積みなさい」ということと「目を覚ましていなさい」ということの2つのお話が読まれました。

今日の福音書は「愚かな金持ち」のたとえ。遺産相続でもめていたのでしょうか、イエスのところに遺産のことで調停を願い出た人がいました。そこでイエスが「たくさんの収穫を得た金持ちが、すべてを倉に納めて満足げにしていますが、神によってその魂が取り上げられてしまう」というお話を語ります。「有り余るほどのものを持っていても、人の命は財産にはよらないからである」と、イエスは警告を発しています。そして「自分のために富を積んでも、神のために豊かにならない者はこのとおりだ」と結ぶのです。

今大事なこと

2022年07月24日

今日の福音書は、イエスが弟子たちに「主の祈り」を教える場面です。そして、祈るときには「執拗に頼みなさい」と言っています。

今週の福音書は「マルタとマリア」のたとえ。これももう、誰もが知っているお話ですね。忙しく立ち働くマルタとイエスの話に聞き入るマリアの姿が対比されています。

見えない手助け

2022年07月10日

今週の福音書は「よきサマリア人」のたとえ。もう誰もが知っているお話ですね。多分解説はいらないと思います。それくらい皆さんが耳にタコができるくらい聞かされているお話です。わたしたちもこの「サマリア人」のようになりましょう、といえばそれで終わりですが、少し話を展開してみましょう。

言祝ぐ

2022年07月03日

今週の福音書は「72人を派遣する」お話。イエスが72人を任命して、イエスが行く予定の町や村に先に派遣します。その際の様々な注意事項をイエスは72人に伝え、彼らは喜んで帰ってきます。

今週の福音書は、サマリアで歓迎されなかったことで腹を立てたヤコブとヨハネが「滅ぼそう」という趣旨のことを言い、それに対してイエスが叱る場面と、「わたしに従いなさい」と声をかけた人が「まず○○をさせてください」と断ることに対して「鋤に手をかけてから、後ろを振り返る者は、神の国にふさわしくない」と言い放つ場面の2つが読まれました。この2つの場面に共通点を見出すのは容易ではありません。正直全然違う話のように感じられます。

本日から主日の教会暦は「聖霊降臨後」の「特定」に入り、ルカによる福音書が朗読されました。ペテロがイエスに対して「神のメシアです」と言い表し、それに対してイエスが「自分の十字架を負って、わたしに従いなさい」と言う場面です。

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