弁護者・一緒にいる者
本日は復活節第5主日。福音書はヨハネからイエスが「弁護者」を遣わす、と約束した場面が読まれます。父のもとから「もう一人の弁護者」が遣わされ、「永遠にわたしたちと一緒にいる」というのです。そしてイエスは「必ず戻ってくる」とわたしたちに約束しています。
本日は復活節第5主日。福音書はヨハネからイエスが「弁護者」を遣わす、と約束した場面が読まれます。父のもとから「もう一人の弁護者」が遣わされ、「永遠にわたしたちと一緒にいる」というのです。そしてイエスは「必ず戻ってくる」とわたしたちに約束しています。
本日は復活節第4主日。福音書はヨハネから「良い羊飼い」のたとえが読まれます。良い羊飼いは羊のために命を捨てるが、雇い人は狼が来ると羊を置き去りにして逃げ去る、と「良い羊飼い」と「雇い人の羊飼い」の様子が対比されています。そしてイエスは自分のことを「良い羊飼い」であるから、羊のために命を捨てるのだ、と語っているのです。
イースターから2週間が過ぎ、復活節第3主日。本日はルカによる福音書から、エマオからの道の出来事の後、再びイエスが弟子たちのところに現れる様子が描かれます。現れたイエスが「あなたがたに平和があるように」と言うと、やはりまだすぐには慣れないのか、弟子たちは不思議がります。イエスはその弟子たちに対して、聖書を紐解きながら教えるのです。
イースターから1週間が過ぎ、復活節第2主日。本日の福音書はヨハネによる福音書から、閉じこもる弟子たちに現れるイエスとトマスの迷いが読まれます。イエスが十字架につけられたことで、自分たちも捕まるのではないかという恐れにとらわれて鍵をかけて閉じこもる弟子たちのところにイエスがやってきて「あなた方に平和があるように」と告げます。そしてその次の週、その場にいなかったトマスがイエスの復活を疑うのですが、そこに再びイエスが現れたところトマスも信じた、というお話です。毎年必ず復活節第2主日にはこの話が読まれることになっています。
イースターおめでとうございます。今日の福音書はマルコから、イエスの復活が読まれます。そうはいっても「墓が空だった」という描写があって、見に行った婦人たちが「恐れて」みんな逃げ去ってしまって終わります。実際に「復活のイエスに会った」という描写は一切無いのが、マルコによる福音書の復活の証言です。
本日は復活前主日。今日の福音書はマルコから、イエスの受難の様子が読まれます。また、今日はイエスのエルサレム入城を祝う日でもあり、イエスがエルサレムに来て、「イエスの死と復活」という、教会にとって一番大切な1週間が始まります。この「聖週」はわたしたちの信仰の原点として、常に大切にしたいときです。また、いつかはやりたいと思っていますが、今日の長い福音書朗読の中で、群衆が「十字架につけろ」と叫ぶのですが、ここを皆さんに読んでもらうという習慣もあります。毎年「ちゃんと式文を作らなきゃ」と思うのですが、なかなかうまくいきませんね。
本日は大斎節第5主日。今日の福音書はヨハネからギリシア人がイエスに会いに来る場面が読まれました。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば多くの実を結ぶ」とイエスは語ります。
本日は大斎節第4主日。今日の福音書はヨハネから「五千人の給食」。ついてきた大勢の群衆に対して、イエスが少年の持っていた「5つのパンと2匹の魚」を祈りをささげてから分けると5000人が十分に食べることができました。これも先週に引き続き、すべての福音書に入っている話で、細部は違いますが「5000人が満たされた」ということは変わりません。
本日は大斎節第3主日。今日の福音書はヨハネから、宮清めの部分。神殿の境内で商売していた商人たちをイエスが追い出します。この話はどの福音書にも入っており、筋書きもほぼ一緒なので、重要だと思われていたのでしょう。
本日は大斎節第2主日。今日の福音書はマルコから、イエスが自分が死んで三日後によみがえるという話をします。それに対してペトロが諫めますが、イエスはペトロのことを「サタン、引き下がれ」と言って叱責します。